大学1年の時

大学1年。

多くの人間は新生活に胸を踊らしている希望溢れる時期ですね。

私もそうでした。


サークルにバイト、自分がしたかった学問、制約があった高校生と比べ自己責任が伴う自由、新しい環境。


大学1年で私がまずしたのはサークルの加入でした。

高校時代にやってみたかった競技が、通ってた高校になかったので大学は是非したいと考えてました。

通っている大学の決め手もこの競技が占めてました。


しかし、私は人見知り。

……怖い。新しい人間関係、怖い。

中学が田舎で人の変動がなく、ほぼ顔見知り。中学卒業までに同じクラスにならない人は奇跡レベル。

そのため、高校時代は人間関係が白紙の状態をコミュニケーション能力が低いなりにどうにかしなくてはなりませんでした。

高校で最初に入った部活に馴染めず、困ったので別の部活に入り直した所そちらでは上手くやれ、今でも遊んだり、相談する友達が出来ました。

その経験から部活は深い人間関係を構築できる大切な場と感じています。


その様な考えでビクビクしながらサークル長に見学を申し込み、サークルの人達の人柄の良さを感じ、

見学→加入

そこから輝かしい大学生活が始まりました。





とかならいいんですけどねー

そうは問屋がおろさない。

大学生といえばサークル、バイト、勉強、遊びetc…

それに何と言っても恋愛がありますね。

まぁ、私は大学四年の今でも喪女ですが…

周囲の恋愛に巻き込まれました。というか勝手にハラハラしてたり、当事者じゃない為、どうしようもないのに悩んでただけですが…


私と同期に入った1年生はたくさんいましたが、今在籍してるのはその加入した人数の半分以下です。

人づてでは他人の恋愛に巻き込まれたくないとか聞きました。


…察しが良いですね、その能力下さい‼︎


人が交際開始を祝福して、当人同士のケンカや彼女、彼氏と仲良くする異性に対する嫉妬を見てハラハラしてました。


肝心のサークル活動は周囲はやる気なしでゲームしてたりして、私もそれにつられて初心者のくせに練習放棄してました。

そんな状態で2年生に上がる頃、次のサークル長を1年生から選ぶ事になっていて、その時は競技の経験者で凄く上手で行動力あって、ムードメーカーなある人物がいたのでその人になるだろうな…と思ってました。


白羽の矢が立ったのは

………私?何故?本当?エイプリルフールには早いですよ?

私が次期サークル長に選ばれました。

初心者がサークル長になれると思いませんでしたし、今のサークル長とそこまで仲良くない。

次期サークル長の指名を聞くまでサークル長にはなる気は全く無かったのですが、今のサークル長と仲良くなりたい事や私のマジメ系クズが作用して、就活に便利かな?という打算で承諾しました。

私はその時期次のサークル長は上記のムードメーカーがなると思うと公言していて、次期サークル長の発表の時のムードメーカーは見るからに不機嫌そうな様子にビクビクしてました。


競技は下手くそ、運営について右も左も分からない、同期にビビってる状態で大学1年生が終わりました。